山下麻衣+小林直人
山下麻衣(1976年千葉県生まれ)と小林直人(1974年千葉県生まれ)は高校時代に出会い、2001年より正式にユニット活動を開始する。東京藝術大学大学院を修了後、2004年に渡独し、キュンストラーハウス・ベタニエン(ドイツ、2010)、インターナショナル・スタジオ&キュレトリアル・プログラム(アメリカ、2011)などのアーティスト・イン・レジデンスに滞在。2012年に帰国後、現在は千葉県を拠点に活動している。
山下+小林は、ビデオ、パフォーマンス、絵画、彫刻、ランドアートなど幅広いメディアを駆使し、人間とその領域の外側の存在ー動物や植物といった身近なものから海や山、自然現象といった大きな存在ーとの間に、新鮮で代替的な関係を築くことを探求し続けている。その度を超えた努力はすれ違いや想定外を孕みつつも時に奇跡的瞬間を呼び寄せる。彼らの哲学や自然科学への強い関心は、その身体を通して、「世界の不確かさ」として作品に反映されている。
主な展覧会に、クンストフェライン・ゲッティンゲン(ドイツ、2011)、小山市立車屋美術館(栃木、2015)、黒部市美術館(富山、2021)、千葉県立美術館(千葉、2023)、水戸芸術館(茨城、2024)等での個展の他、キアズマ現代美術館(ヘルシンキ、2006)、台北當代藝術館(台北、2011)、ポンピドゥーセンター・マラガ(スペイン、2018)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー、2020)等でのグループ展、あいちトリエンナーレ(2010年)、横浜トリエンナーレ(2011年)、瀬戸内国際芸術祭(2019年)等、国際的に発表を行なっている。
学歴
山下麻衣
2009
- 東京芸術大学 大学院美術研究科 博士後期課程 油画研究領域 修了
2005-6
2004-5
- バウハウス大学ワイマール大学院パブリックアート&ニュー・アーティスティック・ストラテジーズ
2004
- 東京芸術大学 大学院 美術研究科 修士課程油画専攻修了
2001
1976
小林直人
2005-06
2004-5
- バウハウス大学ワイマール大学院パブリックアート&ニュー・アーティスティック・ストラテジーズ
2002
- 東京芸術大学 大学院 美術研究科 修士課程油画専攻修了
1999
1974
受賞
2023
2016
2014
2013-14
2009-12
2011
2010
2007-08
2007
- 特別賞受賞, VAD:インターナショナル・ビデオ&デジタルアーツ・フェスティバル, ジローナ, スペイン
2006
- 朝日新聞文化財団助成
- 野村国際文化財団助成
- 特別賞受賞, VAD:インターナショナル・ビデオ&デジタルアーツ・フェスティバル, ジローナ, スペイン
- 2位受賞, グシュタート・フィルム・フェスティバル2006, スイス
2004
1999
レジデンス
2014
2011
2010
2009
2007
2006
主な個展 (*カタログ)
2024
2023
2021
2018
- 自然観察, タクロウソメヤコンテンポラリーアート, 東京
2015
2014
- infinity, RL Window, ライアン・リー・ギャラリー, NY
- 山と犬, ヒロミヨシイ六本木, 東京 *
- A Dog and Wooden Sculptures, Asifakeil, MuseumsQuartier, ウィーン
- 1000WAVES, Suburban PS, ロッテルダム
2013
2011
- The Four Souvenirs and The Book, タクロウソメヤコンテンポラリーアート, 東京 *
- Adventure, Courage, Love and Friendship, クンストフェライン・ゲッティンゲン, ドイツ
- infinity, Arthouse at the Jones Center, テキサス
- IMPRINT, FIT, バンクーバー, カナダ
2010
2009
2008
2007
主なグループ展 & スクリーニング (*カタログ)
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
- Now Japan, Kunsthal KAdE, アメルスフォールト, オランダ *
- Victory Obsessed, ザメク・カルチャー・センター・ポズナン, ポーランド
- アートがあればⅡ, オペラシティアートギャラリー, 東京
- Super 8, MAM Rio, リオ・デ・ジャネイロ, ブラジル
- tireless workers, insitu, ベルリン
2012
- Cities and Things That Matter, ロンバード・フレイド・プロジェクツ, ニューヨーク
- Eleventh Hour, Futura 現代美術センター, プラハ , チェコスロバキア
- Super 8, Yerba Buena Center for the Arts, サンフランシスコ
- Body Talks?, アートフェアー東京 : スペシャル・ビデオ・プログラム, 東京国際フォーラム, 東京
- Mediated Visions, Galerie Wedding, ベルリン
- 柏シティジャック, アジア・パシフィック・ビデオアート展 from 宮津大輔コレクション, 千葉
2011
2010
- あいちトリエンナーレ2010, 納屋橋会場, 愛知 *
- 六本木アートナイト, 六本木ヒルズ, 東京
- Things That Only An Artist Can Do, MARCO-ヴィーゴ現代美術館, ヴィーゴ, スペイン *
- Love Sick, スティルズ・ギャラリー, シドニー
- Convocatoria Internacional de Jóvenes Artistas, ルイス・アデランタード, バレンシア, スペイン
- No Holds Barred, アート・アムステルダム
- Can't go on like this!, Map Office, 香港
2009
- 5+1ジャンクション・ボックス, Vacant, 東京 *
- Vom Labor zum Projekt, ワイマール新美術館, ワイマール, ドイツ
- UNIVERSO ELECTRÓNICO, El Tanque Espacio cultural, カナリア諸島, スペイン
- JAPAN VIDEO WINDOW, Duplex/10m2, サラエボ, ボスニア・ヘルツェゴビナ *
- Destroy Everything You Touch, Espai’d Art de Gandia, スペイン
- むかし、ここらは海だった (Once, there was the sea), 創造空間 9001, 神奈川
- Videonale 11 セレクション, 京都ドイツ文化センター, 京都
2008
- 横浜アート & ホームコレクション展 (MIACA), 横浜ホームコレクション, 神奈川
- Re-imagining Asia, 世界文化会館 (HKW), ベルリン *
- BACKLIGHT 08, 第8回国際写真トリエンナーレ, Nykyaika写真センター, タンペレ, フィンランド他 *
- IASmedia Screening 2008, インサ・アートスペース, ソウル
- Sound & Vision Vol.3 RefLect, ZAIM, 横浜
- VIDEOZOMER, ペテルブルク・プロジェクトスペース, アムステルダム
- GOING TO OUESSANT – Video on the island, ウェサン, フランス
- Visions in the Nunnery 2008, ザ・ナネリー, ロンドン
- FairPlay Film&Video Award Selection, Product Festival, ブルガリア
2007
- I Am Future Melancholic, テートモダン, ロンドン
- I Am Future Melancholic, GoGallery, ミラノ
- Crawford Open 2007, クロフォード・アート・ギャラリー, コーク, アイルランド
- Works by Emerging Video Artists, チークウッド美術館, ナッシュビル, アメリカ
- Museumsnacht, キール市立ギャラリー,ドイツ
- ビデオナーレ11セレクション, インサ・アートスペース, ソウル, 韓国
- ビデオナーレ11セレクション, ソフィア王妃芸術センター, マドリード
- ビデオナーレ11, ボン美術館, ドイツ *
- マドリード・アビエルト2007, カナル・メトロ, スペイン
- Japanese Video Art Screening, ヘニエ・オンスタッド美術館, オスロ
- Nightcomers, 第10回イスタンブール・ビエンナーレ *
- MIACA@LUX, LUX, ロンドン
- Evolution 2007, ザ・リナカー・スタジオ, リーズ, イギリス
- Saison Video 2007 #31, カレー装飾美術館, フランス*
2006
- ARS 06-Sense of the Real, キアズマ現代美術館, ヘルシンキ *
- LichtRouten Lüdenscheid, リューデンシャイド, ドイツ
- Small mischiefs, ポンプ・ハウス・ギャラリー, ロンドン
- Indblik, ヘアニン美術館, デンマーク
- オ・ビ・ラ by REC. MIACA, ザイム, 横浜
- Staring into Space, Trafó-ハウス・オブ・コンテポラリーアーツ, ブタペスト
- Fair Play 2006, play - gallery for still and motion pictures, ベルリン
- Trans_vision, V&A Friday Late, ヴィクトリア&アルバート美術館, ロンドン
- Pixapins, フォトエスパーニャ2006, マドリード
- Theory of Everything, ACC, ニューヨーク/アイルランド現代美術館, ダブリン他に巡回
- The Peninsula, シンガポール歴史美術館, シンガポール
- ArtSway Open 06, アート・スウェイ, ハンプシャー, イギリス
- Shrewsbury Open 2006-Unnatural Selection, シュルスベリ美術館, イギリス
2005
- EMERGENCY 2, アスペックス・ギャラリー, ポーツマス, イギリス
- Rosa!:あらわにある色ピンク,東京芸術大学陳列館 *
2004
- The World is Mine, ヒロミ・ヨシイ・ファイブ, 東京 *
- Voice of Site –Tokyo-Chicago-NewYork-, 旧坂本小学校, 東京 *
2003
- Green Space 2_licht/schatten, ハウス・アム・ホルン, ワイマール, ドイツ *
2002
- Philip Morris K.K. Art Award 2002 -The First Move, 東京国際フォーラム *
- Green Space, 東京芸術大学, 茨城 *
映画祭・メディアフェスティバル
2017
2016
2011
2010
- ヴィンタートゥール国際短編映画祭, ヴィンタートゥール, スイス
2008
- Near Sighted-Far Out: Video Art Festival #003, ハーベストワークス・デジタルメディア・アーツセンター, ニューヨーク
- VIDEOAKT international videoart show, Glogauair, ベルリン
2007
- Future Landscape, ケンブリッジ・フィルム・フェスティバル, イギリス
- Trunk/ノルディック・アート・ビデオ・フェスティバル, Östersund, スウェーデン
- Optica: ヒホン国際ビデオアートフェスティバル, スペイン
- D-NEFF, ビクトリア, スペイン
- Transitio_MX, メキシコ
- VAD国際ビデオ&デジタルアーツフェスティバル, ジローナ, スペイン
- カンスク・ビデオ・フェスティバル2007, ロシア
- EXiS2007, ソウル
- d/Art/07, The Australian Centre for Photographyほか, シドニー
- 第17回ボッフム国際ビデオフェスティバル, ドイツ
- 第23回ハンブルク国際ショートフィルムフェスティバル, ドイツ
- 第9回 ZEMOS98, セビリア, スペイン
- 第20回シュトットガルト・フィルムウィンター, ドイツ
- FILE 2007, リオ・デ・ジャネイロ, ブラジル
- 第36回ロッテルダム国際フィルムフェスティバル, オランダ
- 第10回文化庁メディア芸術祭, 東京都写真美術館
- 第12回 ifva festival, 香港アーツセンター
2006
- トランスメディアーレ.06, アカデミエ・デア・キュンステ, ベルリン
- トランスメディアーレ.06セレクションツアー, tesla, ベルリン; [plug-in] バーゼル 他各地
- The 11th Rencontres Internationales Paris/Berlin, ポンピドゥーセンター, パリ
- CODE: BLUE Millennium Dialogue 2006, チャイナ・ミレニアム・アートミュージアム, 北京
- VAD国際ビデオ&デジタルアーツフェスティバル, ジローナ, スペイン
- shnit short film festival, ベルン, スイス
- Isfilmu nakts #1, ラトビア
- 第12回カナリア・メディアフェスト, スペイン
- アルスエレクトロニカ・アニメーション・フェスティバル, リンツ
- EMAF:ヨーロピアン・メディアアート・フェスティバル, オスナブリュック,ドイツ
- Media Forum, モスクワ国際映画祭メディア・フォーラム, モスクワ
- メディアアート・フリースランド, オランダ
- CYNETart_06 humane, クンストハウス・ドレスデン,ドイツ
- グシュタート・フィルム・フェスティバル2006, スイス
- SHOWCASE International Portfolio Review, Kaufleuten, チューリヒ, スイス
2005
- カッセル・ドキュメンタリー&ビデオフェスティバル,ドイツ
- LOOP :THE PLACE FOR VIDEO ART LOVERS, バルセロナ
アーティストトーク
2023
TV放送
2010
2009
キュレーション
2010
ワークショップ
2018
パブリックコレクション